知っておきたいお墓の話⑮

知っておきたいお墓の話⑮ ~戒名ってなんですか?~

仏教界において、出家得度するか、在家で授戒した上で与えられる名前です。
法名、法号、とも言います。本来、生前に与えられるものですが、日本人は死後の世界への恐怖を払拭する手立てとして、安心を得るため(仏弟子になり浄土へ行くため)、死後でも戒名を得る風習があります。
一般的に仏教では、葬儀で僧侶が引導を渡す際、位牌に書く際、お墓に刻む際、お寺の過去帳に記す際に戒名が必要になります。
当然ながら、仏教以外の宗教を信じる人や、自分は戒名をいらないと考える人には、必要なものではありません。
戒名をいただく時期は、生前か死後かに分かれます。現在一番多いのは、死後、お通夜の前にいただくというものです。在家者が在家の仏教者としていただく生前戒名は、仏教の「戒」を守ることを誓い、いただくものです。
ちなみに、生前にお墓を建てた時は、この生前戒名を赤字にして、墓誌に刻みます。赤字の人は、まだ存命であることを意味しています。
注:建之者の名前を赤字にする必要はありません。

位牌のイメージ